ポスティングとは、チラシや手紙、ビラなどを直接ポストに投函することです。
新聞は新聞販売店から各世帯、ご家庭にチラシを折込みます。  


新聞折込みの良いところは、何よりも購読者の学歴や収入などが高く、毎月4000円前後のサブスク料金を払って購読しているので、新聞の持つ信用と、自ら買って購読しているので折込みチラシも楽しみにしている読者が多いということでしょう。
部数が少なくなっていることも事実ですが、新聞折込みは高所得者層のご家庭に、よりセグメントして容易にターゲティングすることができることは魅力です。
販売上位の読売新聞は全国で８１０万部、東京本社版５３４万部を、朝日新聞は全国で５１６万部、東京本社版で２９３万部を販売しています。（2021年度）
 

対して、ポスティングのほうが優れているところは、地域において過去に拒否の申し出があった世帯以外の、ほぼ全戸に入れられるところと、世帯の平均年齢が折込みより5〜10歳程度若くなることです。
また、ポスティングでは、一戸建てやマンション、また事務所などの住居形態や、町丁目ごとの細かいエリアのターゲティングが可能となります。
 

広範囲にわたって新聞をとっていない若い人やご家庭にも訴求ができ、チラシの他に、商品サンプルや試供品、ノベルティーなどの配布もできます。

ポスティングは、小回りが利き、ターゲットとなるエリア全体に広く認知させたい場合の手法として向いています。
例えば、不動産の新築物件の売り出しの場合、契約の７割以上は物件のからの半径2km圏内で決まるとも言われています。
ピザや中華の宅配や出前メニューの配布などの飲食店さんやヘアサロンさん、不用品回収などは、商圏がある程度限られているため、ポスティングは向いているでしょう。
私の経験では、美容サロンさんやエステさん、水道工事や引っ越し屋さんなどもポスティングの反響が良いとも感じています。
 

新聞折込みはスピード重視のスーパーや家電量販店、また、ディスカウントストア、家具や布団などの高額商品通販や家庭向き商材やサービスにおいては、同じ部数のポスティングと比べての反響率が高い傾向です。
リフォームや塗装屋さんなどは長年にわたって同じ住まいに居住している人、ご高齢の方が多いためか、折込みで成果をあげています。
霊園や介護施設さんなども高齢者とその40代～60代くらいのお子様がターゲットになるので 新聞購読者にマッチすると言えるでしょう。
学習塾は、教育という分野の特性か、圧倒的に新聞折込みを利用する事業者さんが多いです。


折込みもポスティングも、エリアに最適化されたインターネット広告との併用によって、さらに効果が上がっています。
リスティング広告や、ターゲットに適したサイトやＳＮＳサイトでのキャンペーン告知、GoogleやYahoo!を活用した手法など、レスポンシブ、ショッピング広告、動画広告など、広告主のサービスや商品に合わせて、エリアに最適化したインターネット広告を適切に活用することで、ポスティングや新聞折込みの効果が最大限に加速します。（弊社では、お客様のサービスや商品に適したエリアにおけるキャンペーン告知から、中長期の広告運用に即したプランまでを、リーズナブルにご提案いたします）